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犬に食べさせても良い果物・いけない果物は?食べさせ方や量も解説

#果物 #フルーツ

「犬に果物を食べさせてもいい?」
「どのように食べさせればいいのだろう」
みずみずしくておいしい果物を犬に食べさせたいと考える飼い主さんは少なくありません。
果物の中には、犬に食べさせても良いものと食べさせてはいけないものがあります。
また、食べさせ方や量も注意しなければなりません。
ここでは犬に食べさせても良い果物かどうかだけでなく、代表的な果物の食べさせ方や量についても詳しくご紹介します。
適切な量を安全な方法で与え、犬と一緒に果物を楽しみましょう。

1 犬に果物を食べさせても大丈夫?

果物の中には、犬に食べさせて良いものと食べさせてはいけないものがあります。

旬の果物が手に入ったら、愛犬にも食べさせてあげたいと考える方もいるでしょう。

食べさせても問題のない果物かどうか、確認してから食べさせてください。

果物にはさまざまな栄養素が含まれおり、水分 補給や健康維持に欠かせないビタミン群の摂取が期待できます。

しかしドックフードを食べていれば、健康維持に必要な栄養素は十分取れるため、あえて果物を食べさせる必要はないでしょう。

逆に果物を食べさせすぎて、主食のドックフードが疎かになっていると、健康に問題が生じる可能性があります。

あくまで、食事のトッピングやおやつ として与えるようにしてください。

2.犬に食べさせても良い主な果物

数多くある果物の中から、犬に食べさせても問題ない果物についてご紹介します。

主に次の果物が、犬が食べられるものです。

<犬が食べられる果物>

  • いちご
  • りんご
  • バナナ
  • キウイ
  • パイナップル
  • メロン
  • みかん
  • オレンジ
  • スイカ
  • アセロラ
  • クランベリー
  • ブルーベリー
  • アサイー
  • さくらんぼ
  • マンゴー
  • ライチ
  • 栗など

この中から、スーパーでよく見かける身近な果物「りんご」「バナナ」「みかん・オレンジ」「いちご」「パイナップル」について詳しくご説明します。

2-1. りんご

りんごは、通年スーパーで売られている身近な果物です。

特にりんごの旬と呼ばれる秋から冬にかけて、たっぷり蜜を含んだおいしいりんごが手に入りやすくなります。

犬にりんごを食べさせることで得られる効果や、適切な食べ方と量についてみていきましょう。

2-1-1.  期待できる効果

りんごには、ポリフェノールやβカロテン・ペクチン・りんご酸・クエン酸などの成分が含まれています。

ポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。

病気の予防や老化防止に効果的です。

りんごの実の部分より、皮に多くのポリフェノールが含まれています。

またβカロテンにも強い抗酸化作用があり、目や皮膚・粘膜を健康な状態に保つ効果が期待できるでしょう。

ペクチン(水溶性食物繊維)は便通改善、りんご酸やクエン酸には、体内に溜まった疲労物質を分解する作用があります。

2-1-2.  食べ方と適切な量

りんごを犬に与えるときは、芯と種は取り除き、小さくカットして食べさせてください。

特に種には、天然の有毒物質「シアン化合物」が微量に含まれています。

必ず取り除きましょう。

皮は、ついたまま与えても良いです。

ポリフェノールなど、たくさんの栄養素が含まれています。

ただし、よく洗ってください。

皮に農薬やニスが付着している可能性があります。

子犬や高齢犬は腸の働きが弱いため、消化不良を起こしやすいです。

すりおろしたりんごをドックフードにトッピングしてあげると良いでしょう。

りんごジュースなどの加工品は、砂糖や添加物が含まれていなければ与えても良いです。

しっかり原材料を確認したうえで食べさせてください。

また1日に食べさせても良いりんごの目安は、表の通りです。

【1日の目安:りんご】

犬のタイプ

超小型犬 

10〜20g(6等分したりんごの半分くらい)

小型犬 

30〜50g(6等分したりんご1〜2切れ)

中型犬 

50〜100g(6等分したりんご2〜3切れ)

大型犬 

100g前後

これはあくまで目安です。

副食は、1日の摂取量の10%程度までが良いとされています。

しかし、犬の年齢や体格によって適切な量は異なります。

りんごは糖質を多く含むため、与えすぎないようにしましょう。

2-2.  バナナ

栄養価が高く、甘くておいしいバナナ。

やわらかいため犬も食べやすい果物です。

バナナがもたらす効果や、適切な食べ方・量についてご説明します。

2-2-1.  期待できる効果

栄養価の高いバナナには、ブドウ糖や果糖・オリゴ糖・ペクチンなどが含まれています。

特にブドウ糖は、エネルギー源になる成分です。

疲労回復効果が期待できます。

また水溶性食物繊維のペクチンやオリゴ糖が含まれているため、腸内環境を整え、排便を促してくれます。

2-2-2.  食べ方と適切な量

バナナは皮をむいて、小さくカットしてあげてください。

皮は硬く、農薬などが付着している可能性があります。

必ず取り除いてください。

犬に与えても良いバナナの量は、表の通りです。

【1日の目安:バナナ】

犬のタイプ

超小型犬 

30gくらい(1/4 本くらい)

小型犬 

50gくらい(1/2本くらい)

中型犬 

100gくらい(1本分まで)

大型犬 

200gくらいまで(2本分まで)

これはあくまで目安です。

犬の年齢や体格によって変わるため、注意しましょう。

食べさせすぎないことが大切です。

ドッグフードを食べる量に影響が出ないよう、調節してください。

日常的に食べさせるのはおすすめできません。

肥満や糖尿病 などのリスクが高まらないよう、特別な日に限るなどなるべく頻度を少なくしましょう。

2-3. みかん・オレンジ

爽やかな香り高さが特徴のみかんとオレンジ。

みずみずしくて甘酸っぱい果肉が魅力です。

みかんやオレンジを食べさせたときの効果や、食べさせ方をご説明します。

2-3-1. 期待できる効果

ビタミンCが豊富に含まれています。

抗酸化作用があり、病気の予防に役立つでしょう。

また、みかんにはβクリプトキサンチンが含まれており、骨粗しょう症やがん予防に良いとされています。

水溶性食物繊維であるペクチンも含まれ、整腸作用が期待できるでしょう。

2-3-2.  食べ方と適切な量

みかんやオレンジを食べさせるときは、外皮と薄皮をむいてください。

種も取り除きましょう。

また子犬や高齢犬には、絞った果汁を与えると良いです。

みかんジュースなどの加工食品は、砂糖や添加物が含まれていないものなら食べさせても良いでしょう。

犬にみかんやオレンジを食べさせても良い量の目安は、表の通りです。

【1日の目安:みかん・オレンジ】

犬のタイプ

超小型犬 

7〜17gくらい(みかん1房くらい)

小型犬 

25〜40gくらい(みかん3〜5房くらい)

中型犬 

55〜80gくらい(みかん7〜10房くらいまで)

大型犬 

80〜115gくらい(みかん10〜15房くらいまで)

これは目安なため、犬の年齢や体格なども考慮して、食べさせすぎないようにしてください。

2-4. いちご

いちごは、春から初夏にかけてスーパーによくならぶ果物です。

さまざまな種類があり、好みの品種をみつけても良いでしょう。

いちごを犬に食べさせたときの効果や、食べさせ方・量についてご紹介します。

2-4-1.  期待できる効果

いちごには、ビタミンCやポリフェノールおよびペクチンなどが含まれています。

特にビタミンCはみかんの2倍くらい含まれており、抗酸化作用や疲労回復が期待できるでしょう。

また、ポリフェノールには皮膚や粘膜の働きをよくし、免疫力を高める効果もあります。

ペクチンによって、整腸作用が見込めます。

2-4-2. 食べ方と適切な量

よく洗ってヘタをとり、小さくカットしてから食べさせてください。

スプーンやフードプロセッサーですり潰しても良いでしょう。

いちごの加工食品には砂糖がたくさん使われていることが多いため、加工食品は与えないようにしてください。

犬が1日に食べても良いいちごの量は、次の通りです。

【1日の目安:いちご】

犬のタイプ

超小型犬 

15gくらい(1個くらい)

小型犬 

45gくらい(3個まで)

中型犬 

60〜75gくらいまで(4〜5個まで)

大型犬 

90gくらいまで(6個くらいまで)

いちごには犬の健康に良い成分が多く含まれていますが、犬にとって有毒成分となる「キシリトール」も含まれています。

かなり多くの量を食べなければ中毒症状を引き起こす可能性は低いですが、過剰摂取は危険です。

表で示した量は、あくまで目安です。

年齢や体格によって変わるため、ごく少量にとどめましょう。

2-5. パイナップル

南国のイメージが強いパイナップル。

今では、年中スーパーで売られるようになりました。

パイナップルを犬に与えることで期待できる効果や、食べさせ方などについてみていきましょう。

2-5-1. 期待できる効果

パイナップルには、ビタミンCをはじめとしたビタミン群やβカロテン・ブロメライン(ブロメイン)・クエン酸などが多く含まれています。

豊富なビタミン群は、新陳代謝を促し皮膚や粘膜の働きをよくしてくれます。

また、免疫力アップにもつながるでしょう。

ブロメラインは、消化酵素のひとつです。

お肉などのたんぱく質を分解して柔らかくしてくれるため、パイナップルをトッピングとして使えば消化吸収がしやすくなります。

2-5-2. 食べ方と適切な量

硬い皮や芯は、取り除いてください。

皮にはトゲがあるため、口腔内や消化管が傷つく恐れがあります。

小さくカットして、食べやすくしましょう。                                              

缶詰のパイナップルやドライパイナップルなどの加工品は糖分が多く含まれているため、食べさせないようにしてください。

また、ワルファリンなど血栓予防の薬を飲んでいる犬には、パイナップルを与えないでください。

出血しやすくなる可能性があります。

1日に与えられるパイナップルの目安です。

【1日の目安:パイナップル】

犬のタイプ

超小型犬 

10〜28gくらい

小型犬 

55gまで

中型犬 

95gまで

大型犬 

128gくらいまで(30kgの犬の場合)

年齢や体格によって変わるため、犬に合わせて調節してください。

食べさせすぎないことが大切です。

またパイナップルを食べたあと、口を気にしたり、よだれを普段よりたらしていたりする場合は動物病院を受診してください。

パイナップルに含まれる酵素、ブロメラインの影響が考えられます。

3.犬に食べさせてはいけない果物

犬に食べさせてはいけない果物を把握しておくことは、大切です。

食べさせると中毒症状を引き起こしたり、病気になったりすることも。

十分注意してください。

【食べさせてはいけない主な果物】

  • ぶどう
  • いちじく
  • ドライフルーツ
  • 柑橘類の外皮
  • プルーン

犬がぶどうを食べると、急性腎不全になる可能性があります。

ぶどうのジュースやレーズンもリスクは同様です。

いちじくは、皮や葉・果肉に中毒性のある成分があります。

また、柑橘類の外皮には、下痢や嘔吐の原因 となる成分が多く含まれています。

柑橘類を食べさせるときは、必ず外皮を除去してください。

プルーンにはとても多くのカリウムが含まれています。

高カリウム血症につながることがあり、命を落とす危険性があります。

ドライフルーツは一見、問題なさそうに感じる方もいるかもしれません。

しかし糖分が高く、食物繊維が多いです。

糖尿病 などの病気になるリスクが高まります。

もし、食べさせてはいけない果物を犬が誤って食べてしまったときは、すぐにかかりつけの動物病院でみてもらいましょう。

果物の他にも、犬には食べさせていけないものがあります。

詳しく知りたい方は、こちらの「犬にあげてはいけない(あげるべきでない)10の食べ物!欲しがる理由と症状を解説」をご覧ください。

4.犬に果物を与えるときの注意点

季節に合わせて、さまざまな種類の果物を犬と楽しみたい方もいることでしょう。

犬に食べさせられる果物は多数ありますが、与えるときにはいくらか注意が必要です。

果物を食べさせるときの注意点をみていきましょう。

4-1. アレルギーに注意する

どの果物でも、アレルギー を発症する可能性はあります。

はじめて食べる果物は、ごく少量にとどめてください。

様子を見て、問題なさそうであれば徐々に摂取量を増やすと良いでしょう。

どの果物に対してアレ ルギー反応が出ているのかわかりやすくするため、はじめて食べさせる果物は1種類にしてください。

複数の果物を同時に試すと、どの果物が原因 かわかりにくくなります。

もし下痢や嘔吐 ・皮膚の状態など、異常が見られたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

4-2. 皮や種・葉・茎は取り除く

基本的に、皮や種・葉っぱ・茎は取り除いてから食べさせてください。

果実の部分より硬く、消化しにくいです。

また農薬など、有害な成分が付着したままになっているかもしれません。

人間には影響のない量でも、犬の健康を脅かす可能性があります。

やわらかくて食べやすい部分のみ、食べさせてください。

4-3. 小さくカットする

どの果物も、小さくカットして食べやすくしましょう。

果物には食物繊維が多く含まれており、そのまま食べさせると消化不良を起こしやすいです。

特に、消化 器官が未発達な子犬や高齢犬は、果物をすりおろすなど、身体に負担がかかりにくい食べさせ方を検討してください。

また、りんごなど大きなサイズのものを丸呑みすると、窒息や腸閉塞などのリスクが高まります。

必ず小さくカットしてください。

そして、少量ずつ食べさせましょう。

1日の摂取量内であっても、一気に食べると胃腸の負担が大きくなります。

体の負担を考えつつ、主食のドックフードがしっかり食べられるように少量にしましょう。

4-4. 缶詰など加工品は控える

果物の缶詰やドライフルーツなどの加工品は与えないようにしましょう。

加工品には、砂糖や添加物などが使用されていることが多いです。

カロリーが高く、糖分の摂りすぎになる可能性があります。

基本的に犬に果物を食べさせるときは、加工されていないものを与えてください。

4-5. 持病をもつ犬は医師に相談する

果物には、さまざまな栄養素が含まれています。

その中には持病をもつ犬にとって、あまり摂取しない方が良いものがあります。

持病のある犬は医師に食べさせて良いか相談したうえであげるようにしてください。

最悪、持病を悪化させたり、薬の作用に影響を与えたりすることがあります。

5.まとめ

犬に与えても良い果物と食べさせてはいけない果物があります。

必ず、食べさせても問題のない果物かどうか確認してから与えてください。

また、食べさせすぎはよくありません。

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あくまで果物は副食として、愛犬とコミュニケーションを深めながら、ときどき少量を与えてください。

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