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犬に発酵食品を食べさせても大丈夫?食べさせ方や適切な量を解説

#発酵食品 #ヨーグルト #納豆

「犬に発酵食品は食べさせてもいい?」
「人間には身体に良いとされているけど、犬にはどうなのだろう?」
「どのように食べさせればいいの?」
チーズやヨーグルトならびに納豆などさまざまな発酵食品がありますが、犬に食べさせても良いか迷っている方もいるでしょう。
発酵食品の中には犬に与えても良いものもありますが、塩分や糖分の過剰摂取とならないように気をつけなければなりません。
ここでは、犬に与えて良い発酵食品の食べさせ方や量、注意点について詳しくご紹介します。

1.発酵食品を犬に食べさせて良い?

発酵食品の中には、犬に食べさせられるものと食べさせてはならないものがあります。

発酵食品とは、微生物の働きによって質が変化した食べ物のことです。

チーズやヨーグルトなど、さまざまな発酵食品がありますが、キムチやアルコール類および味噌などは犬に与えないようにしましょう。

刺激が強かったり、塩分 の過剰摂取になったりします。

身体に良いとされる発酵食品ですが、犬にもさまざまな健康効果をもたらします。

しかし、発酵食品ばかりを食べさせてはなりません。

あくまで、ドックフードのトッピングやおやつ としてとどめておきましょう。

基本的に、犬は栄養バランスに優れたドックフードを食べていれば、栄養面に問題はありません。

いくら体に良いと言っても、発酵食品の摂取量が多く、主食のドックフードをあまり食べない状況が続けば健康に影響が出る可能性があります。

少量をたまに楽しむ程度にしてください。

2.犬が食べて良い発酵食品 ①チーズ

犬が食べて良い発酵食品の一つが、チーズです。

チーズを食べたときの効果や食べさせ方について、さらに詳しくご説明します。

2-1. 期待される効果

チーズには、たんぱく質やカルシウムならびにビタミンが含まれています。

特に、カルシウムが豊富です。

カルシウムは、骨や歯を作るために重要な栄養素です。

チーズに含まれているカルシウムは体内に吸収されやすく、少量でも十分な量を取れると言われています。

また、チーズに含まれているたんぱく質も身体に良いとされています。

筋肉や血液などの元になり、健康を維持するために欠かせない栄養素です。

2-2. 食べさせ方と量

チーズは、犬の好物であることが多いです。

少量をご褒美として食べさせると良いでしょう。

いつもチーズを食べさせていると、チーズしか食べなくなることもあります。

あげすぎには注意です。

チーズにはさまざまな種類があり、風味や味も異なります。

どのチーズでも与えられるわけではありません。

塩分 が多く含まれているチーズは、与えないようにしましょう。

できれば、犬用に販売されているチーズを与えると良いです。

人間用のチーズより塩分が少なめに作られています。

人間用のものであれば、塩分の少ないモッツァレラチーズやカッテージチーズならびにクリームチーズを選んでください。

よく売られているプロセスチーズは塩分が多く含まれているため、食べさせないようにしましょう。

犬にチーズを食べさせても良い量の目安は、次の通りです。

【1日の摂取量:チーズ】

犬のタイプ

小型犬 (体重5kg)

大さじ1くらいまで

中型犬 (体重10kg)

大さじ2くらいまで

大型犬 (体重20kg)

大さじ4くらいまで

これはあくまで目安です。

犬の体格や年齢などによって適切な量は変わります。

またクリームチーズを与える場合は、脂肪分が他のチーズより多いため、さらに半量くらいにしましょう。

3.犬が食べて良い発酵食品 ②ヨーグルト

続いて、犬が食べられる発酵食品の一つ、ヨーグルトです。

どのような効果が期待できるのか、食べさせ方も含めてみていきましょう。

3-1. 期待される効果

ヨーグルトにはたんぱく質・ビタミン・カルシウム・乳酸菌・ビフィズス菌などが含まれています。

身体を作るたんぱく質や皮膚や免疫力の向上につながるビタミンおよび骨を作るカルシウムが豊富です。

また乳酸菌やビフィズス菌など、身体に良いとされる微生物がたくさん含まれていることもヨーグルトの特徴です。

犬の腸内細菌のバランスを保ちます。

腸を整えることは、免疫力アップにもつながります。

病原菌やウイルスなどから守ってくれる免疫細胞は、良い腸内細菌叢によって強くなると言われているのです。

高齢犬は、加齢によって良い腸内細菌が減少傾向にあるとの報告もあります。

健康維持にヨーグルトを活用すると良いでしょう。

3-2. 食べさせ方と量

犬に食べさせるヨーグルトは、市販のものでも問題ありません。

ただし加糖されていたり、いちごなど果物が入っていたりしないプレーンなものにしましょう。

ダイエット中の犬など、脂質が気になる場合は低脂肪や無脂肪のものを選ぶと良いです。

ヨーグルトは、商品によって含まれる菌の種類が異なります。

期待できる効果も異なるため、どのようなものが良いか吟味して選んでください。

日によっていろいろな種類を与えても良いでしょう。

ヨーグルトを食べさせるときは、常温に戻してから食べさせてください。

冷蔵庫から出したばかりのヨーグルトを食べると、犬がお腹を冷やしてしまい、下痢になる可能性があります。

ヨーグルトは子犬にも与えられますが、ごく少量にとどめましょう。

下痢などの症状が出たら、食べさせないでください。

1日の摂取量は、次の通りです。

【1日の摂取量:ヨーグルト】

犬のタイプ

小型犬 (体重5kg)

大さじ2〜4くらいまで

中型犬 (体重10kg)

大さじ5〜10くらいまで

大型犬 (体重20kg)

大さじ12〜25くらいまで

犬の年齢や体格、体調に合わせて量は調節しましょう。

表で示した量は、あくまで目安です。

体に良いからと食べさせすぎないようにしてください。

4.犬が食べて良い発酵食品 ③納豆

続いてご紹介するのは、日本の代表的な発酵食品の一つである納豆です。

納豆も犬に食べさせられます。

どのような効果があり、どのように食べさせれば良いのか、詳しくみていきましょう。

4-1. 期待される効果

納豆にはビタミン・たんぱく質・ナットウキナーゼ・大豆サポニンなどが含まれています。

その中でも特徴的な成分は、ナットウキナーゼと大豆サポニンでしょう。

ナットウキナーゼは、たんぱく質を分解する酵素です。

血液をさらさらに保つ効果があり、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果が期待されています。

ただしこの効果は人に対する研究で明らかになったもので、犬に対して同様の効果があるのかはまだ明確にされておりません。

大豆サポニンは、大豆由来の成分です。

抗酸化作用や免疫力の向上、血流の改善などの作用が期待できます。

4-2. 食べさせ方と量

納豆を食べさせるときは、熱を加えずそのまま与えてください。

納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱く、加熱すると効果が失われる可能性があります。

また、タレやからしなどの味付けは不要です。

トッピングにネギを散らしたくなる方もいると思いますが、やめてください。

ネギによる中毒症状を起こす可能性があります。

犬に食べさせてはいけない食べ物について詳しく知りたい方は、こちらの「犬にあげてはいけない(あげるべきでない)10の食べ物!欲しがる理由と症状を解説」 をご覧ください。

犬に与える納豆は「ひきわり」の方が消化によく、食べやすいです。

混ぜる回数によって栄養素が変わるわけではありませんが、よく混ぜた方がまろやかになって食べやすくなるでしょう。

犬用のフリーズドライ納豆も販売されています。

納豆独特の粘りが気になる方は、フリーズドライを活用しても良いです。

1日に食べさせても良い量の目安は、次の通りです。

【1日の摂取量:納豆】

犬のタイプ

小型犬 (体重5kg)

30〜60gくらいまで

中型犬 (体重10kg)

70〜140gくらいまで

大型犬 (体重20kg)

170〜350gくらいまで

犬の年齢や体格に合わせて、食べさせすぎないようにしましょう。

また納豆は、血液をさらさらにする薬を飲んでいる犬には食べさせてはいけません。

薬の効果を弱めてしまう可能性があります。

5.犬が食べて良い発酵食品 ④パン

身近な発酵食品の一つがパンです。

酵母などを用いて、発酵させて作られています。

パンの効果や食べさせ方などについて、詳しくご説明します。

5-1. 期待される効果

パンは、主に炭水化物でできています。

植物性たんぱく質の摂取もできます。

炭水化物は生命維持に必要なエネルギー源です。

また植物性たんぱく質は、筋肉や血液など体を作るための欠かせない栄養素です。

5-2. 食べさせ方と量

犬に食べさせられるパンは、食パンやフランスパンなどのシンプルなパンのみです。

惣菜パンや菓子パンは砂糖や食塩が多く含まれているため、食べさせてはなりません。

特に、チョコレートやレーズンが入っているパンは中毒症状を起こす可能性があるため、より確認しましょう。

パンの耳は、硬くて高カロリーです。

やわらかい内側の部分を小さくちぎって食べさせるようにしましょう。

犬に食べさせられる1日の目安量は、表の通りです。

【1日の摂取量:パン】

犬のタイプ

小型犬 (体重5kg)

10〜25gくらいまで

中型犬 (体重10kg)

50gくらいまで

大型犬 (体重20kg)

85gくらいまで

多く食べさせすぎるとドックフードを食べる量に影響します。

表の量は目安であり、犬の年齢や体格によって変わります。

なるべく少ない量にとどめるようにしてください。

6.犬が食べて良い発酵食品 ⑤甘酒

美容と健康に良いとされる甘酒も、犬に食べさせて良い発酵食品の一つです。

どのような効果が期待されるか、食べさせ方や量についてみていきましょう。

6-1. 期待される効果

甘酒にはブドウ糖やオリゴ糖・食物繊維・アミノ酸など多くの成分が含まれています。

ブドウ糖は体内に取り込まれると、すぐにエネルギーとして利用できる成分です。

そのため、疲労回復効果が期待できます。

また、オリゴ糖や食物繊維は腸内環境を整えてくれます。

他にも豊富に含まれるアミノ酸やビタミンは、栄養補給にピッタリな成分です。

6-2. 食べさせ方と量

甘酒には米麹からできているものと、酒粕からできているものの2種類があります。

酒粕からできている甘酒にはアルコールが含まれているため、犬に飲ませてはいけません。

甘酒を購入するときは、「米麹甘酒」であるかチェックしてください。

また、米アレルギーの犬には与えない方がいいでしょう。

甘酒は液体なため、子犬や高齢犬に与えても問題ありません。

消化吸収がよく、栄養満点なだけでなく、水分 補給もできます。

食欲のない犬に適量を与えても良いでしょう。

甘酒を飲ませるときは、30℃以下に冷ましてから飲ませてください。

1日に与えられる甘酒の目安量は、次の通りです。

【1日の摂取量:甘酒】

犬のタイプ

小型犬 (体重35kgまで)

20gくらいまで

中型犬 (体重10kgまで)

60gくらいまで

大型犬 (体重20kgまで)

100gくらいまで

犬の体格や年齢によって、量は変わります。

甘酒には糖分が多く含まれているため、与えすぎると糖尿病 など病気のリスクが高まります。

十分注意してください。

7.発酵食品が犬に与える効果

人間にとって良いとされる発酵食品ですが、犬にどのような効果が期待できるのでしょうか?

3つの効果についてみていきましょう。

7-1. 消化を助ける

酵素が食材を分解するため、そのまま食べさせるよりも消化がしやすいです。

犬は人間と異なり、野菜など食物繊維の多い食材の消化が苦手です。

しかし酵素がある程度分解してくれるため、食べやすく、身体に栄養素を取り込みやすくなります。

7-2. 栄養価が高まる

発酵された食べ物は、発酵前の食べ物より栄養価が高まります。

前述の食物繊維のように、発酵によってそのままでは吸収できなかった成分や犬の体内では分解できなかったものなども変化し、犬が摂取できるようになるものもあるのです。

さらに旨味や香りがアップし、よりおいしく犬の健康維持に役立つ食べ物に変わります。

7-3. 腸内環境の改善につながる

発酵食品には、多くの善玉菌が含まれています。

そのため腸内環境が整い、便通がよくなるでしょう。

腸内環境の改善は、免疫力アップなど犬の健康状態に大きな影響を与えます。

皮膚トラブルや口臭予防など、さまざまな効果が期待できます。

8.発酵食品を犬に与えるときの注意点

犬の体に良い発酵食品ですが、食べさせるときに注意しなければならないことがあります。

ここからは、注意点3つについてご説明します。

8-1. アレルギーに注意する

アレル ギーを発症する可能性があります。

はじめて食べるものは、ごく少量にとどめてください。

様子を見て、問題なさそうであれば徐々に摂取量を増やすと良いでしょう。

もし下痢や嘔吐ならびに皮膚の状態などに異常が見られたら、すぐ動物病院へ連れて行ってください。

8-2. 与えすぎない

発酵食品には、塩分 や糖分が含まれているものもあります。

それらを食べさせすぎると、糖尿 病や腎臓疾患などのリスクが高まります。

摂取量を守り、食べさせすぎないようにしましょう。

あくまでドックフードを主食とし、トッピングやおやつとして与えてください。

8-3. 持病をもつ犬は医師に相談する

発酵食品には、さまざまな成分が含まれています。

その中には持病をもつ犬にとって、あまり摂取しない方が良いものがあります。

持病のある犬は、医師に食べさせて良いか相談したうえであげるようにしてください。

持病を悪化させたり、薬の作用に影響を与えたりしないよう、注意しましょう。

9.まとめ

発酵食品は消化によく、犬が好んで食べられるものも多いです。

体に良い作用も期待できるため、適切な量を守って食べさせると良いでしょう。

犬の健康を守るためには、主食となるドックフードがもっとも重要です。

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