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子犬のミルク完全解説!いつまでどんなものを飲めば良いか?

#子犬のミルク

「子犬もミルクを飲んで育つ時期があるの?」
「子犬はいつからいつまでミルクで育つの?」
「ミルクからドッグフードへの切り替えのタイミングと方法について知りたい」
など、子犬を育てている方から、ミルクに関する様々な疑問や不安を耳にすることがあります。そこで、この記事ではミルクをいつからいつまでどのように与えるべきなのかを案内します。また、子犬用のミルクを与える場合には、哺乳瓶を使ってミルクを与えるのが一般的な方法なので、哺乳瓶の使い方や使用時の注意点についても解説します。
この記事を読んでいただくと、いつまでミルクを与えるべきかということに加え、時期に合ったミルクの与え方やミルクからドッグフードへの切り替え方など、詳しく理解していただけます。

1)子犬のミルクはいつまで?

生後間もなくの頃から、一定期間は子犬にミルクを与えます。生まれたばかりの子犬を飼育した方は、ミルクの時期から子犬を育てている方もいるでしょう。
*日本でごく一般的にみられる生体販売方法は、ペットショップやブリーダーからになります。
動物愛護管理法では現在生後49日を経過した個体の展示販売が可能です。令和3年6月からは生後56日となります。子犬は、消化器官が発達していないため、ミルク以外のものを口にすることができないためです。さらに、ミルクは子犬にとって貴重な栄養源としても重要です。では、子犬がミルクを飲むのはいつまでなのでしょうか?まずは、子犬の成長の過程を少しずつ見ていきましょう。

1-1. 哺乳期は生後30日まで

環境省が発行している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、「哺乳期は生後30日程度まで」と記載されています。

哺乳期とは、離乳期までの乳を主食としている期間のことです。つまり、だいたい1か月ほどの間は、子犬は主にミルクを飲んで過ごすということですね。人間の赤ちゃんの授乳期間と比べるとすごく短いようにも感じられますが、だいたい1年ほどで大人に成長する犬は、成長スピードがとても速いのです。それでも、この期間に犬の体の基本的な部分ができるので、ミルクからの栄養は非常に大切。この時期に「ミルク」として与えることのできるものは主に2種類です。

・母乳
母犬の母乳です。犬のミルクは、牛乳と比較するとタンパク質や脂肪の割合が多い代わりに、炭水化物が少ないという特徴があります。
生まれて直後に飲ませる初乳は、お母さんから新生児へ免疫を移行させます。免疫にかかわるのでしっかり飲ませてあげましょう。

・子犬用ミルク
ペットショップなどで販売されている子犬用のミルクです。子犬用のミルクは、犬のミルクに成分が近いヤギミルクをもとに、成分を調整したものが人気です。総合栄養食と記載されている子犬用ミルクを選びましょう。

※牛乳はNG
犬のミルクと牛乳とでは成分が異なります。牛乳を子犬に与えた場合、うまく消化することができず、下痢をしてしまったり成長が妨げられたりしてしまいます。必ず、犬用のミルクを使用しましょう。

母犬と子犬を一緒に飼っていない飼い主さんにとって、どんな子犬用のミルクが良いのかは、早急に知りたいところでしょう。母乳成分に近く、カルシウム強化と一緒に栄養バランスも考えられたミルクなら安心して与えることができます。

ビタワン マミール 子犬のミルクは、総合栄養食として妊娠・授乳中の母犬や老犬まで、安心して召し上がっていただける品質にこだわった製品。これからすくすくと成長していく大事な時期だからこそ、おいしさと栄養にもこだわったミルクをご検討ください。

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1-2. 生後20~60日は離乳期

「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、生後20~60日間は離乳期です。
離乳期とは、ミルクのみの食事から少しずつ離乳食を食べるようになる時期のことです。20日頃には、子犬に乳歯が生え始め、固形フードに少しずつ興味を持ち始め噛んで食べようとしてきます。そのため、柔らかいものから少しずつ食べる練習をしていきます。
離乳食は、ペット用品店などで市販されている犬用のものを利用すればOKです。どうしても離乳食が手に入らない場合には、子犬用ドライフード(1歳まで向けなど)のものをミルクやぬるま湯でふやかして与えてもOKです。また、この時期になると、ミルクを飲む量も増えるため、だんだん哺乳瓶を使用せずにお皿から直接ミルクを飲むようになります。

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1-3. 生後50日~は成長期

生後50日程度以降になると、成長期に入り、だんだんミルクを飲まなくなります。代わりに、子犬用のドッグフード中心の食事に切り替わります。

注意したいのは、この時期の子犬はまだ消化器官が発達していないということです。小型犬であれば10か月、中型犬では12か月、大型犬では1年半くらいの間は、小型犬用のドッグフードを選んでください。

※卒乳後もミルクは使用可能
メインのごはんとしてのミルクはいったん生後2か月前後で卒業しますが、ミルク自体は犬が大人になっても飲めるものです。例えば、胃腸の働きが弱くなってしまった犬やシニア犬などにミルクを与えることで栄養補助になります。したがって、厳密な意味での「いつまで」を考えると、犬の場合は生涯ミルクを飲む可能性があります。

参考:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」

2)子犬へのミルクの与え方

子犬が母乳を飲めない環境の場合には、飼い主さんがミルクを与えてあげなくてはなりません。例えば、母犬を一緒に飼っていない場合や母犬のミルクの出が悪いときなどです。しかし、ミルクをどのように与えてあげれば良いのか迷う方もいると思います。この章では、子犬へのミルクの与え方について解説します。

2-1. 哺乳瓶(哺乳器)を用意する

子犬にミルクを与える際には哺乳瓶を用意します。哺乳瓶は、母犬の乳首の形に似た形状をしているため、ミルクを飲みたがらない子犬でも飲みやすいように作られています。哺乳瓶は、犬のサイズよってさまざまなタイプのものが発売されているため、必ずサイズのピッタリ合うものを選びましょう。哺乳瓶を使用した場合には、どのくらい飲んだのかが分かりやすいというメリットもあります。

※「人の赤ちゃん用の哺乳瓶を利用できるの?」という問い合わせを受けることがありますが、人間の赤ちゃん用のものは利用できません。犬の赤ちゃんには、吸い込み口が大きすぎるためです。必ず、子犬用の哺乳瓶を使用しましょう。

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2-2. 哺乳瓶の使い方

哺乳瓶の使い方について解説します。
(粉ミルクタイプのミルクを使用する場合)

① 哺乳瓶にぬるま湯とミルクを入れて溶かします。(だいたい人肌程度の温度が望ましいでしょう)
② 空気が入らないように哺乳瓶をさかさまにする。(さかさまにしないと、子犬がミルクを飲むときに一緒に空気を吸い込んでしまいます)
③ 少し押し出すようにして、吸い込み口にミルクを出す。(最初からミルクを上手に飲める子犬はいないので、最初は舌で触れさせるようにします)
④ 子犬に吸い込み口をくわえさせ、自然に吸い込ませます。(子犬が吸い込まないときには、少し先端にミルクを出すなどして、自然に吸い込むように促します)

哺乳瓶の使い方は以上の4ステップです。
液体タイプのミルクを使用する際にも、基本的な流れは同じです。液体タイプは牛乳のように紙パックに入っていて、「水で溶く」という工程がない分、粉ミルクタイプよりも少しお手軽かもしれません。

2-3. 哺乳瓶使用時の注意点

哺乳瓶を使ってミルクを与える際には、いくつか注意点があります。
この章では、注意点を具体的に5点紹介します。

・説明書に記載された使用量を守ること
→ただし、記載された分量はあくまでも目安です。
犬一匹一匹で欲しがる量は異なるため、吐いたりお腹を壊したりしていなければ欲しがるだけあげても大丈夫です。また、排便・排尿を済ませていないと飲みが悪くなります。この時、どの程度の量を飲んだのか、排便・排尿を、毎回必ずチェックするようにしましょう。

※子犬が飲むミルクの量が目安の分量よりもずっと少ない場合、チューブを使って補助する必要があります。子犬は体調がすぐれないとすぐに急変してしまうので、ぐったりしているときなどは要注意です。動物病院にて獣医師に相談しましょう。

・ミルクを溶かすときの温度に注意すること
ミルクを溶かすときの温度は、だいたい50℃程度、ミルクを与えるときの温度は40℃弱程度が理想的です。

・3時間おきくらいの頻度でこまめにミルクをあげる
子犬は消化器官がまだ発達していないこともあり、小まめにミルクをあげるのが望ましいでしょう。ただし、常に3時間おきにすると飼い主さんにとっての負担になってしまうため、寝るときは6時間空けるなど、多少ライフスタイルに合わせて調整してもOKです。

・授乳の前に必ず排便・排尿を済ませる
授乳の前には、必ず排便・排尿を済ませるように意識しましょう。というのも、便や尿が詰まった状態で食事をするのは、子犬にとってストレスだからです。

・ミルクが余った場合、取っておいて後からあげるのはNG
子犬がミルクを飲み切れなかった場合、時間がたつとミルク内に細菌が繁殖してしまいます。ミルクが余ってしまった場合は、もったいないですが毎回必ず捨てるようにしましょう。

3)ミルクからドッグフードに切り替える際の3つのポイント

だいたい50~60日間程度で、ミルクと離乳食との併用から子犬用のドッグフードへの切り替え時期に移行します。しかし、飼い主さんにとっても初めてのドッグフードへの切り替えがスムーズに進むかどうかについての不安は、決して小さくないのではないでしょうか?この章では、ミルクからドッグフードに切り替えるときのポイントを3点紹介します。

3-1. ドッグフードへの切り替えは少しずつ行う

飼い主さんにとっても不安は大きいと思いますが、子犬にとっても初めて目にするドッグフードを口にするのは、不安や恐怖が感じられるものです。不安や恐怖が大きい状態で、ミルクや離乳食からドッグフードへの切り替えを一気にしようとすると、子犬が戸惑ってしまうことがあります。結果的に、全く口をつけないという事態も考えられます。

スムーズに切り替えを行うには、次の手順を踏みます。
① 従来のごはんに1割程度新しいごはんを入れます。(今回のケースでは、離乳食9:子犬用ペットフード1)
② 1週間~10日程度かけて、少しずつ新しいフードの割合を増やします。
③ 最後に、体調に問題なければ全て新しいフードに切り替えます。
このように段階的に手順を踏むことで、切り替えをスムーズに行うことができます。

3-2. ドッグフードをあまり食べないときはしっかりふやかす

ドッグフードをあまり食べない時には、ぬるま湯やミルクでふやかして与えると食べることがあります。その理由は、温められることで香りが立ち、よりおいしそうに感じられることと、触感が柔らかくなり食べやすくなることからです。他に、ごはんにハチミツをかけるなどの工夫をすることもあります。ただし、ドッグフードをふやかして食べるのは、乳歯が生えそろう生後3か月ごろまでを目安としましょう。しっかりと噛む力や物を消化する力を育てるためにも、だんだん時期に応じた食べ物を与えるようにすることが大切です。 

3-3. ドッグフード選びも大切

2か月ごろのドッグフード選びも非常に大切です。なぜなら、ドッグフードによって味や成分、栄養素など様々な点が大きく異なるからです。せっかくの最初のドッグフードなので、栄養の面でもおいしさの面でも子犬が喜ぶものをしっかりと選んであげたいものです。

この時期のドッグフードを選ぶ際のポイントは、以下の3点です。
・栄養面(タンパク質がしっかりと含まれているか否か)
・消化面(消化が良いかどうか)
・食いつき(子犬がしっかり口にするかどうか)

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4)まとめ

子犬は、生まれた直後から2か月くらいまでを、ミルクで過ごします。特に最初の20~30日は哺乳期といい、栄養のほとんどをミルクから摂取します。その後、ミルクと離乳食を併用する離乳期を経て2か月前後の頃に、子犬用のドッグフードへの切り替えを行います。

消化器官が未発達の子犬にとって、ミルクはとても貴重な栄養源です。しかし、2か月ごろの成長期になると、犬にとって必要な栄養素やエネルギー量も非常に大きくなり、子犬用のドッグフードが不可欠になります。

重要なことは、ミルク→離乳食、離乳食→ドッグフードへの切り替えをスムーズに行うことです。そのために大切なことは、切り替えを急がずに少しずつ行うことや、初めてのドッグフードは栄養面やおいしさの面で安心できるものをチョイスすることです。

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