大型犬の種類と特徴・性格|おすすめのドッグフードもご紹介
#大型犬 #大型犬種類 #大型犬のドッグフード「もふもふの大型犬を飼いたい」
「大型犬でも優しい性格の犬がほしい」
大型犬と言っても、スリムで気品のある犬種や人懐こい犬、おとなしい犬など見た目や性格に大きな差があります。
大型犬は体の大きさから、食事や健康面でも気を遣う必要があり、家族構成や住まいに合った飼育しやすい種類を見つけたいですよね。
本記事では、人気の大型犬14種の特徴や性格、大型犬におすすめのドッグフードをご紹介します。
これから大型犬を家族の一員として迎え入れたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
1. 【人気の大型犬種類一覧】特徴と性格
世界には、非公認の種類も含め700~800もの犬の種類があると言われています。
その中でも、大型犬に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、人気の大型犬14種類の特徴や性格をそれぞれご紹介します。
1-1. ゴールデン・レトリーバー
大きさ(体高) | 51cm~61cm |
重さ | 24kg~34kg |
※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
レトリーバーにはさまざまな犬の種類が存在し、中でもゴールデン・レトリーバーは、垂れた耳とゴールドもしくはクリーム色の長い被毛が特徴です。
大型犬の中でも、人に対し従順で人懐こいと言われるゴールデン・レトリーバー。
基本的に穏やかな性格ですが、やや幼い傾向があり、うれしいことがあると必要以上に興奮しはしゃぎまわることがあります。
しかし、しっかりとしつければ小さな子どもに対しても愛情深く接し、遊び相手にもなってくれるでしょう。
1-2. ラブラドール・レトリーバー
大きさ(体高) | 54cm~57cm |
重さ | 30kg前後 |
ラブラドール・レトリーバーは、ゴールデン・レトリーバーと比べ短毛で、毛色は主にイエロー・ブラック・チョコの3色に分けられます。
性格は聡明で、攻撃的な個体が少ないタイプです。
ゴールデン・レトリーバー同様、非常に従順でほとんど人見知りもしません。
賢く理解力があるうえ、人の言うことを聞けるだけでなく、周囲を見て自分で判断し行動できる知能も持っています。
もともとウォータードッグ(水漁犬)で活動的なため、長時間の運動が必要です。
1-3. バーニーズ・マウンテン・ドッグ
大きさ(体高) | 58cm~70cm |
重さ | 36kg~45kg |
バーニーズ・マウンテン・ドッグは、長毛でホワイト・ブラック・ブラウンのトライカラーが特徴的な大型犬です。
牽引や牛追いをしていたこともあり、体の大きさの割に敏捷に動けます。
飼い主に対し献身的で穏やかな性格で、怖いもの知らずの一面も持っています。
体力があり食欲も旺盛で太りやすい傾向があるため、肥満防止に、朝晩2回60分ほど散歩をさせてあげましょう。
1-4. フラットコーテッド・レトリーバー
大きさ(体高) | 56.5cm~61.5cm |
重さ | 25kg~36kg |
フラットコーテッド・レトリーバーは、もともとガンドッグ(鳥猟犬)として活躍していた種類の犬です。
長毛で、細身の体にしっかりとした筋肉がついています。
フラットコーテッド・レトリーバーは、陽気で活発な性格で、誰に対してもフレンドリーに接することができます。
尻尾をよく振り、愛想が良いことも特徴です。
アクティブな性格ですが、子犬の頃からしっかりとしつけることで、飼い主に忠実に過ごせるようになります。
1-5. ドーベルマン
大きさ(体高) | 63cm~72cm |
重さ | 32kg~45kg |
ドーベルマンは、最初の繁殖者の名前からその名がつけられました。
家族や飼い主を守る意識が強く、警察犬や警備犬としても活躍してきた賢い犬です。
しなやかで筋肉質な体つきが、ドーベルマンの特徴。
その見た目から、怖い印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、基本的には人に対しフレンドリーで優しい犬種です。
環境への適応能力があり忠実なことから、しつけがしやすい犬としても知られています。
1-6. ダルメシアン
大きさ(体高) | 54cm~61cm |
重さ | 24kg~32kg |
白地に黒や茶色の斑点模様が印象的な犬が、ダルメシアンです。
ダルメシアンは、すらりと均整がとれ筋肉質な体格が特徴です。
かつては、馬車の護衛役として並走していた歴史があることから、速く走ることにも長け、長距離を走ることも苦ではありません。
飼い主に対しては非常に人懐こく接することができますが、人見知りする傾向があり、慣れない相手に対しては警戒心をあらわにすることもあります。
頑固な性格が多い種類といえるでしょう。
1-7. ボルゾイ
大きさ(体高) | 68cm~85cm |
重さ | 34kg~47kg |
長い口先で流線形の顔が印象的なボルゾイ。
高貴な顔立ちにスリムな体躯が魅力です。
後ろ足で立ち上がると、大人の男性の肩に前足が乗るほど体高が高く足も長いことが特徴です。
ハンティング・サイトハウンド(優れた脚力と視覚で獲物を追う猟犬)やレーシング・ハウンドとしても、非常に優れた能力があり、敏捷性と持久力の両方を兼ね備えています。
性格は穏やかで、争いごとは好みません。
感受性が豊かなため、神経質な性格の犬もいます。
1-8. ジャーマン・シェパード・ドッグ
大きさ(体高) | 55cm~65cm |
重さ | 22kg~40kg |
がっしりした体つきで、頼もしい印象のジャーマン・シェパード・ドッグ。
大型犬に分類されることが多いものの、その中でも比較的コンパクトな体躯をしています。
ジャーマン・シェパード・ドッグは非常に賢く落ち着いており、しつけがしやすい犬です。
そのため、警察犬やガードドッグ(守衛犬)、使役犬として活躍する犬が多い種類でもあります。
1-9. グレート・ピレニーズ
大きさ(体高) | 65cm~80cm |
重さ | 50kg~60kg |
もふもふの厚い毛に覆われた巨体の「グレート・ピレニーズ」は、もともと番犬や家畜の警護犬として飼われていました。
そのため、巨体の割には機敏な動きに長け、高い防衛能力を持っています。
基本的には穏やかな性格をしていますが、飼い主の先を読んで自分から動く独立心も持ち合わせています。
そのため、攻撃性をもたないよう、子犬の頃からしっかりしつけをする必要があるでしょう。
1-10. ボクサー
大きさ(体高) | 53cm~63cm |
重さ | 25kg~30kg |
ボクサーは、全体的にスクエアな体躯が特徴的な大型犬です。
大型犬の中ではコンパクトで、筋肉は引き締まり、がっしりとした骨格。
毛色はフォーン(小鹿のようなブラウン)もしくはブリンドル(虎のようなストライプ柄)で、短く滑らかな被毛をしています。
穏やかで安定した性格で、飼い主に対しては忠誠心を持って接します。
しかし用心深い性格でもあり、知らない相手に対しては警戒心を抱きやすい傾向も。
献身的な性格と従順さから、しつけはしやすく、信頼できる家族になってくれるでしょう。
1-11. 秋田犬
大きさ(体高) | 61cm~67cm |
重さ | 35kg~50kg |
秋田犬は6種類いる日本犬の中で、唯一の大型犬です。
がっしりした体躯にバランスのとれたスタイルをしています。
秋田犬は飼い主に対し忠誠心が厚く、愛情を持って接してくれます。
ただし、もともとは猟犬や闘犬として活躍していたなごりもあり、家族以外の人に対しては警戒心をあらわにすることも。
基本的に温厚な性格ですが運動量が豊富で力も強いため、散歩の際は強く引っ張らせないよう子どもの頃から指示に従うようトレーニングが必要です。
1-12. グレート・デーン
大きさ(体高) | 72cm~80cm |
重さ | 46kg~54kg |
「グレート・デーン」は体高が高く気品ある顔立ちから、上品でありながら、力強さも感じさせる超大型犬です。
頭部がやや大きいものの、バランスの良い体つきをしています。
温厚で服従心の強い性格をしており、家族に対しては献身的に接します。
自信家なうえに怖いもの知らずですが、その性格からしつけも比較的しやすい大型犬です。
高貴な見た目ではあるものの、家族の前ではひょうきんな一面も見せる、愛くるしい性格でもあります。
1-13. ロットワイラー
大きさ(体高) | 56cm~68cm |
重さ | 42kg~50kg |
ロットワイラーは、犬の種類の中でも最古の部類に入ると言われている、歴史ある大型犬です。
もともとは、家畜の番犬や人の護衛などをする犬でした。
大型犬の中では比較的コンパクトな見た目ですが、頭が大きく体躯もしっかりしているため、高貴で重厚感があります。
性格は素直で、飼い主に対して非常に従順。
忠誠心が強く、人間の愛情に対ししっかりと愛情で答えてくれます。
ただし、家族を守るために警戒心が強く、ときに攻撃的になる可能性もあるため、しつけに注意する必要があります。
1-14. セント・バーナード
大きさ(体高) | 65cm~90cm |
重さ | 50kg~91kg |
セント・バーナードは、かつて雪山の遭難者を捜索する救助犬としても活躍しました。
セント・バーナードは、もっとも軽い犬でも、体重が50㎏以上あります。
巨大なものでは、100㎏を超える犬もいる超大型犬です。
垂れた耳に大きな顔、がっしりとした体つきで、威圧感があります。
その見た目に反して性格は非常に温厚。
おっとりしていて人懐こい面を持っています。
ときに頑固で用心深いこともありますが、基本的に責任感があり自分の仕事を全うします。
2. 大型犬におすすめのドッグフード
大型犬は、体重が軽い個体でも20㎏以上あり食事の量も小型犬に比べ多くなります。
大きな体を維持するためにもたくさん食べる必要がありますが、カロリーの高いものを与えすぎるのは肥満の元です。
大型犬が肥満になると、関節に負担がかかり、結果、関節炎になるリスクが高まります。
ドッグフードに書かれている目安量を参考に、実際の体重や体型を見ながら与える量を決めましょう。
また、与えるペットフードの品質にも気を遣ってあげたいものです。
必要な栄養素が含まれた「総合栄養食」なら、主食として安心して与えられます。
たとえば「ビューティープロ ドッグ 大粒タイプ 1歳から」は、大粒タイプの総合栄養食です。
大型だから大粒が良いとは限りませんが、噛み砕く行為は犬にとってストレス発散のひとつ。
室内飼いで、普段はなかなか思い切り走り回れずストレスがたまりやすい大型犬にもおすすめです。
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●総合栄養食。
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3. まとめ
人気の大型犬を14種類ご紹介しました。
大型犬と言っても、大きさや体重、性格は個体によって異なります。
大型犬は小型犬よりも運動量が多く必要なため、遊ぶ時間や散歩時間なども長くなります。飼い主さん側の体力や時間も必要になってくるでしょう。大型犬はとくに引っぱり癖や咬み癖、吠えに対するしっかりとしたしつけなどが大切です。
また、犬が年を取り介護が必要になった場合でも、しっかり最後まで面倒を見られるかも、飼育する際には大きなポイントです。
気になる種類が見つかった際は、それぞれの性格や特徴を把握し、食事など健康面にも配慮したうえで、家族として招き入れましょう。
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