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賢い猫ロシアン・ブルーの特徴・性格・注意点|飼育方法を完全解説!

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ロシアン・ブルーは、エレガントさと可愛らしさを兼ね備えています。
ペットショップで猫の純血種を探している方にとって、ロシアン・ブルーがまさに求めていたペットなのではないでしょうか?
しかし、見た目からも想像できるようにロシアン・ブルーは海外からやってきた猫です。飼育の際に、なにか特別なケアや対処は必要なのでしょうか?
この記事では、ロシアン・ブルーの概要や飼育方法についてご紹介します。

1)ロシアン・ブルーってどんな猫?

ロシアン・ブルーには、特徴的な点がいくつかあります。特徴を知れば、ロシアン・ブルーの魅力や飼育のポイントがイメージしやすくなります。

早速、ポイントを見ていきましょう。

 1-1. 概要

ロシアン・ブルーの外見的な概要は、以下のとおりです。

体重:2.2~5kg
※オス・メスともに、体重は同じくらいです。一般的な猫よりもやや小柄で華奢な体つきをしています。

被毛:厚く柔らかいダブルコートです。
短毛種で抜け毛が少ないこともあり、猫アレルギーをもっている方でも比較的飼育しやすいと言われています。

被毛のカラー:ブルー
青みがかったグレーが特徴的です。

体型:フォーリン(やや細身で筋肉質なバランスの取れた体型。シャム猫のようなスリム体型ほど細くはなく、ヒマラヤンのようなずんぐりむっくり体型ほど丸みを帯びていません)

目の色:緑色
成猫のロシアン・ブルーは、エメラルドのようにきれいな緑色ですが、子猫のときは青色に近い緑色をしています。

 1-2. 歴史

ロシアン・ブルーの起源は諸説あります。最も有名な説は、アルハンゲリスクという港で19世紀頃に自然発生した説です。その後、ロシアからイギリスなどに持ち込まれて改良が加えられ、1993年にエメラルドの目をした種が一般的になったようです。

ロシアン・ブルーは、日本ではじめて紹介された西洋の短毛種です。とてもエキゾチックな雰囲気から、常に高い人気をキープしています。

 1-3. 特徴

猫ファンは、ロシアン・ブルーはとても高貴で気品のある猫というイメージを持っています。

ロシアン・ブルーには、1本の毛に帯状の模様があります。そのため、光加減などによってキラキラと光ったり微妙に雰囲気が変化したり、エキゾチックな美しさを演出します。

ロシアン・ブルーは、体のがっしりしたイギリスタイプと細身のロシアタイプの2種類が存在しました。しかし、シャム猫との交配などで、1つのタイプに統一されています。

 1-4. 性格

エキゾチックな見た目から、ロシアン・ブルーに対して気難しそうな印象を持つかもしれません。しかし、ロシアン・ブルーは飼い主さんにとても忠実です。メインの飼い主さんだけでなく、同居している家族のいうこともよく聞きます。

また、基本的にはおとなしく、ほとんど鳴きません。そのため「ボイスレスキャット」と呼ばれることもあります。

したがって、とても飼育しやすいペット向きの性格といえるでしょう。ただし、ロシアン・ブルーは相手を選んだり、見返りを求めたりすることもあります。

2)ロシアン・ブルーの飼育のポイント

ロシアン・ブルーを飼育する際に押さえておきたいポイントがあります。ロシアン・ブルーとより仲良く生活するために、4つのポイントをご紹介します。

 2-1. いつでもオモチャで遊べるようにする

愛猫のロシアン・ブルーが退屈しないようにオモチャを用意してあげましょう。

ロシアン・ブルーには、狩猟をしていたときの野生の感覚が残っていると言われています。オモチャ遊びをすると、心身共に良い刺激を感じます。

ロシアン・ブルーがとくに喜ぶオモチャは羽のついた猫じゃらしです。そのほか、ボールやぬいぐるみなども喜んでくれるでしょう。

ただし、飼い主さんが見てないときはオモチャをしまっておくようにしましょう。噛んだり引っかいたりして、ズタズタにしてしまうことがあります。

 2-2. 衛生のケア

ロシアン・ブルーには「歯ブラシ」「ブラッシング」「シャンプー」の衛生管理を施してあげましょう。

歯ブラシ

歯周病や歯石の予防のために猫用の歯ブラシと歯磨き粉を使って、口内の衛生状態をきれいに保ちます。頻度は、2~3日に1回程度です。

ブラッシング

ブラッシングをすると、毛球症や室内が抜け毛だらけになる状態を避けられます。飼い主さんとロシアン・ブルーとのコミュニケーションにもつながります。ロシアン・ブルーは短毛種なので、普段はそれほど入念にブラッシングする必要はありません。

シャンプー

香り対策や汚れ除去のためにシャンプーをしましょう。抜け毛をきれいに落としたり、毛にツヤを出す効果が期待できます。ただし、ロシアン・ブルー自身も毛づくろいをするので、頻度は1年に2回程度でOKです。

 2-3. よい距離感を保つ

ロシアン・ブルーは飼い主さんにとても忠実ですが、自分だけの時間を大切にしたいと思うときがあります。通常はロシアン・ブルーが自ら甘えてくるとき以外は、そっとしておくようにしましょう。

一方で、愛猫が寄ってきたときには、たくさん遊ぶよう意識しましょう。愛猫が甘えたいときにしっかりとコミュニケーションをとれば、心を通わせられるようになります。

楽しい時間を過ごすことで、愛猫のストレス軽減にもつながります。

 2-4. 食べすぎに注意する

ロシアン・ブルーは、肥満対策も必要です。

以下の点に注意しましょう。

・過食にならないようにする

・必要以上におやつを与えない(ごほうびやしつけなど、最小限に。最大でも1日の摂取カロリーの20%以下に抑える)

・適度な運動を行う

室内飼育の場合、飼い主さんが1日あたり最低でも10分程度は一緒に遊ぶ時間を取るようにしましょう。高低差のある場所を行き来させるため、キャットタワーや階段で遊ばせるのもオススメです。

3)ロシアン・ブルーにはどこで出会える?

ロシアン・ブルーのような純血種と出会うためには3通りの方法があります。

ペットショップ

最も一般的な出会い方です。ただし、人気で珍しいため、お店で出会うのはやや難しいでしょう。そのため、複数のショップを巡ったり、出会えるまで根気強く通う必要があります。

費用の相場は、13~27万円程度です。コンテストに入賞歴のある親から生まれた子猫などは、価格が上がる傾向があります。価格が極端に安価な場合は、何かしらのトラブルを抱えている可能性があるため、念の為確認した方がいいでしょう。

ブリーダー

ブリーダーと契約して迎える場合、生まれた環境や親の顔などをチェックしたうえで購入できます。(見学OKのブリーダーの場合)また、飼育に関する専門家としてのアドバイスが聞けます。ただし、ブリーダーの対応や知識はそれぞれ異なりますのでしっかり情報収集することが大切です。 

里親

地域の里親募集イベントなどで、稀にロシアン・ブルーの里親募集があります。

4)ロシアン・ブルーの病気・疾患で気をつけること

ロシアン・ブルーを飼育するうえで、特有の病気・疾患に注意しましょう。特に、注意すべきポイントを4つ紹介します。

 4-1. 肥満

ロシアン・ブルーは肥満に注意しなくてはなりません。肥満になると、せっかくの気高いロシアン・ブルーの魅力が損なわれ、健康面でのデメリットが非常に大きいです。

肥満は臓器の圧迫などにより様々な健康被害の原因になり、体重の増加から運動を嫌がるようになります。いったん肥満になるとなかなか体重を減らすのが難しくなるので日ごろからの体重管理や食事管理が重要になります。

 4-2. 糖尿病

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの分泌低下や作用不足によって生じる全身性の代謝性疾患で、慢性の高血糖を主徴とします。猫の糖尿病は、主に遺伝的要因によるもの(1型)と肥満や加齢、運動不足など生活習慣によるもの(2型)の2種類あります。

圧倒的に多いのは、2型の糖尿病です。糖尿病の初期症状は、多飲多尿多食などあまり目立たないものです。しかし、症状が重くなると合併症により他のさまざまな病気を誘引します。

いったん発症すると、治療がとても大変なので普段の食生活に注意しましょう。もし糖尿病が疑われる際には、少しでも病状の進行を遅らせ合併症の発症を防ぐためにも、早めに動物病院を受診しましょう。

 4-3. 猫伝染性腹膜炎(FIP)

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、ウイルス性の感染症でひどい全身性の炎症・腹水貯留などをひき起こすとても危険な病気です。死に至る可能性がありますが、効果的な治療法が見つかっていません。

二次感染を防ぐために抗生物質を投与したり、免疫を高めたりする治療がおこなわれます。

猫伝染性腹膜炎(FIP)が発症する直接の原因は、以下のいずれかです。

・体内で、無害なウイルスが突然変異して発症する

・猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症している他の猫から感染する

突然変異に対する有効な予防策はありませんが、飼い主さんとしてできることは、外部でのウイルス接触リスクを低くするために、室内飼育を徹底することです。

 4-4. 下部尿路症候群

下部尿路症候群は、膀胱から尿道の間で結石などのトラブルが起きる病気の総称です。

下部尿路症候群には、以下の症状があります。

・排尿時に、痛そうにしている

・トイレ以外の箇所で、排尿しようとする

・尿の回数が多い

・血尿が出る

ひどい痛みを伴うため、早急な治療が必要です。病状が重いときには、外科手術が必要になることもあります。水分不足によって起こる場合があるため、日頃からケアすることが大切です。

 

5)ロシアン・ブルーにベストなキャットフードとは?

ロシアン・ブルーの健康を維持するため、身体に優しいペットフードを選んであげましょう。

ペットフードを選ぶときに必ず意識したいポイントを3点ご紹介します。

 5-1. たんぱく質が豊富

たんぱく質は、ロシアン・ブルーにとって最も重要な栄養素の一つです。

・体を動かす筋肉のもととなる

・臓器の機能を維持したり、助けたりするために必要

・旨味を感じられる香りの元

猫は「雑食に近い肉食」と言われています。人間や犬と比べて食事全体におけるたんぱく質の必要割合が多いので、たんぱく質を意識的に摂取させましょう。

 5-2. 低脂肪

低脂肪のペットフードを与えれば、愛猫の空腹を満たしつつ、肥満対策をおこなえます。総合栄養食をきちんと選んであげれば、必要な栄養素を十分に得られます。

しかし、せっかく栄養バランスの整った食品を与えても、食べ残されては意味がありません。食いつきのよいペットフードが見つかるまで、複数のペットフードを試しに与えてみましょう。

 5-3. 柔らかい毛並みのサポート

ロシアン・ブルーの魅力を存分に実感するには、美しい毛並みを維持することが重要です。

毛並みを維持するために必要なことは、以下のとおりです。

・被毛の原料となるたんぱく質を与える

・ヒアルロン酸など、美しい被毛を維持するための栄養素を与える

ロシアン・ブルーにおすすめのフードはこちら

ラシーネ ロシアン・ブルー

●ロシアン・ブルー専用フード。
●被毛の健康維持に配慮してヒアルロン酸を配合。
●細身で美しい体型に配慮した低脂肪設計。
●着色料不使用。
●国産。
●獣医師監修。
●全成長段階総合栄養食。

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6)まとめ

ロシア生まれのロシアン・ブルーは、エキゾチックな雰囲気と美しい毛並みが人気の猫種で、常に人気ランキングの上位に位置しています。ロシアン・ブルーの飼育は難しそうと思うかもしれませんが、飼い主さんに忠実なので比較的飼育しやすいです。

肥満・糖尿病・猫伝染性腹膜炎(FIP)などのいくつかの疾病への注意など、記事内のポイントを参考にしながら家族として迎え入れるかどうか判断してみてください。

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