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子猫がカリカリ(ドライフード)を食べない! 理由と対策法

#子猫が食べない

猫のご飯といえば「カリカリ」と呼ばれるドライフードが主流なので、子猫がカリカリを食べないとなれば、飼い主にとっては大問題です。
「何とかカリカリを食べられるようになってほしい」
と、切実に願っている方もいらっしゃることと思います。
実際のところ、アンケート調査によると、猫のフードとしてカリカリを与えている人の割合は、全体の97.1%でした!
・ドライフード(カリカリ)のみ・・・52.0%
・ウェットフード+ドライフード(カリカリ)・・・38.7%
・ドライフード(カリカリ)+トッピング・・・6.4%
・その他・・・2.9%

引用元:株式会社Color『猫ねこ部』より
https://nekonekobu.jp/catfood-questionnaire/

カリカリは水と一緒に与えれば、必要な栄養素が全て摂れる総合栄養食であり、開封後の保存も効くという点から、猫のご飯として非常に理想的です。
現実的な理由としては「経済的である」という点も見逃せません。将来的に無理なくおいしいご飯を与え続けるために、とても重要なポイントになります。
この記事では、子猫がカリカリを食べないときの対策について解説します。ぜひ参考にしてください。

1)子猫がカリカリ(ドライフード)を食べない理由

まずは子猫がカリカリを食べないときの理由を5点紹介します。子猫の時期は、成長期であり食べ盛りであるため1日あたり2食あるいは3食しっかり食べるのが一般的です。従って、子猫のご飯の食いつきが悪いと、飼い主にとっては非常に心配になるものです。その一方で、子猫はちょっとしたことで食べなくなってしまうのも事実です。子猫の食欲不振の原因が分からない方は、ここで紹介する5つの理由と照らし合わせてみてください。

① ドライフードに慣れていない

猫は、とても警戒心が強い動物なので、ドライフードに慣れていない場合、敬遠して食べたがらないことがあります。猫は野生動物の名残で「ネオフォビア(新奇恐怖症)」という特性があります。「食べたことのないものを食べたら、何が起こるのかわからない」という考えによるものです。子猫のうちからドライフードに慣れていないと、成猫になってからドライフードを食べるようにするのは大変です。かといって、ウェットフードばかりを与えるのは費用が高くつきますし、手作りご飯を毎日作るのはとても手間がかかってしまいます。ウェットフードは食べるものの、ドライフードをなかなか食べてくれない・・・といった症状の時には、ウェットフードに少しずつドライフードを混ぜるなどの対策をして、ドライフードへの「慣らし」をしていくことが大切です。

② 口の中に痛みがある

口内炎や歯周病・口内のキズなどにより痛みがあるときにも、硬いものを敬遠するようになってしまいます。ただし、猫は口の中をあまり見せてくれないので、口内に痛みがあるか否かの確認をするためには、飼い主が注意深くチェックすることが大切です。その際に目安となるチェックポイントは、以下の4点です。

・よだれが多い
・口が開いたまま閉じない
・口から普段とは違うにおいがする
・痛そうにしていたり、食べにくそうにしていたりするなど、いつもと様子が異なる

傷や痛みの具合にもよりますが、硬いものが食べにくくても柔らかいものであれば、問題なく食べられることもあります。従って、対策としてはドライフードをふやかしたり、ウェットフードを与えたりするなど、できるだけ柔らかくしてご飯を与えるように工夫すると良いでしょう。また、状態がはっきりと分からないときや、対策についての指示・アドバイスを受けたい時には、動物病院での受診がおすすめです。

③ 味に飽きてしまった・もっとおいしいものがあるのを知ってしまった

おいしそうに食べていたのに急に食いつきが悪くなってしまったり、カリカリを食べなくなったりするときは、味に飽きてしまっている可能性があります。あるいは、ウェットフードやおやつ・缶詰など、より好みのものを知ってしまったケースも考えられます。このようなケースでは、以下の対応を取ればカリカリを食べるようになる可能性があります。

・別のカリカリに変更する。
・猫の好みの物やウェットフードをブレンドする。
・週に1~2度、負担のない程度にウェットフードや手作りのおやつを与える。
・香り立ちをよくする工夫(温めるなど)をする。

ご飯を変更する際の注意点

安易にご飯をコロコロと変更してしまうと、味に飽きるたびにご飯を変更しなくてはならず、エンドレスに対応をし続ける羽目になってしまいます。また、立て続けに様々な種類のキャットフードを食べていると、消化器を始めとした臓器に負担がかかってしまい、下痢や嘔吐を招いてしまう可能性があります(キャットフードによって成分が異なるため、立て続けに異なる商品をたべると、胃腸などに負担がかかってしまう)。ご飯の内容をコロコロ変更しないようにするには、ローテーションの活用がおすすめです。

④ 味の好みの問題

そもそも、生まれつきの味の好みとして、カリカリのドライフードを好まない猫もいます。例えば、複数の猫を同じ環境で育てていても、他の猫は皆カリカリを食べるのに、1匹だけどうしてもカリカリを食べない、といったケースです。猫の味覚の好みは、香り・食感・栄養バランスによって決まるといわれており、カリカリを好まない猫は、硬い「食感」を好まない猫という可能性があります。従って、味の好みからカリカリを食べない猫に対しては、食感を柔らかくするための対策が効果的です。

・ウェットフードとブレンドする
・ぬるま湯などでカリカリを柔らかくふやかす

対策にひと手間必要になりますが、長期的な視点で考えた場合、ドライフードをメインとして与えられる、これらの方法がおすすめです。

⑤大きな病気

大きな病気によって、ご飯を食べなくなってしまう可能性もあります。

・急にご飯を食べなくなってしまったとき
・明らかに元気がないとき
・水やおやつさえ口にしなくなってしまったとき

子猫にこうした様子が見られる時には、早急に動物病院を受診しましょう。特に水分を摂取できないときは、危険な状態に陥る可能性が高いため、一刻を争います。動物病院を受診することで、元気に回復する見込みや早期解決の見込みも高くなります。

2)子猫がカリカリを食べやすくするための4つの秘訣

そもそも、せっかくご飯を食べるからにはおいしく楽しみながら食べてほしいもの。普段のカリカリも飼い主のちょっとした工夫で、おいしく食べられるようになります。この章では、子猫がカリカリを食べやすくするための4つの秘訣について解説します。

①おいしいカリカリを選ぶ

人間にとっては分かりにくい部分もありますが、同じように見えるカリカリでも、味や栄養バランスが異なります。上で紹介した通り、猫がおいしさを感じるポイントは以下の3つです。

・におい
・食感
・栄養バランス

これらの3点のポイントの中で、人が客観的に選べるのが栄養バランスです。キャットフードの中には、栄養バランスの良さをうたったものがありますが、これらは同時に猫にとって「おいしいもの」でもあるということです。反対に、価格の安いキャットフードなどは栄養バランスへの配慮がされておらず、猫にとって「おいしくない」ご飯である可能性が高いです。おいしくて必要な栄養がしっかり摂れるキャットフードが見つかれば、一石二鳥以上のメリットが得られます。

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②お湯でふやかして程よい柔らかさにする

カリカリのキャットフードをよりおいしくするための工夫をする、という方法もあります。具体的には、お湯でふやかして程よい柔らかさにすることが効果的です。猫は、高温は苦手なので、熱くなりすぎないように注意しましょう。目安としては、38℃程度が理想的で、高くても40~45℃(少し熱目のお風呂くらい)に抑えることです。(猫が38℃程度の温度を好むのは、元々肉食の猫の獲物の体温に近いからといわれています)また柔らかくするためには、レンジで加熱をする方法もあります。レンジでの加熱は匂いが立ちやすくなり、食欲を喚起するという効果も期待できます。

③湿気対策をする

ドライフードは、湿気によって水分を含んでしまうと、味や風味が劣化してしまいます。おいしさを保つためには、ドライフードが湿気を含まないように湿気対策をすることです。具体的な対策は、次の通りです。

・開封後のキャットフードは、できるだけ早く使い切る(個包装をお選びいただくこともおすすめです)

・湿度の低い冷暗所で保管する

・真空パックや除湿剤などを使って、保存中の湿度対策をする

開封直後は食いつきが良いのに、だんだん食いつきが悪くなってしまうという場合は、湿度対策を意識してください。

④ドライフードに他のフードを混ぜる

ウェットフードや猫用のふりかけをドライフードに混ぜることで、食感や味わいにバリエーションを持たせる方法もあります。上でも紹介しましたが、ドライフードをそもそも食べたがらない子猫は、好きなものと組み合わせることで、ドライフードを好んで食べるようになることもあります。ただし、ドライフードが元々好きではない子猫は、トッピング部分だけを食べて、後の部分を残してしまうことがあります。ドライフードをしっかりと食べてもらうためには、まんべんなく混ぜることを意識しましょう。

効果的なトッピングの仕方

水分を補足するトッピング・・・スープやだし汁を混ぜる。食感を柔らかくする効果も期待できます。

タンパク質を補足するトッピング・・・肉・魚を混ぜる。食いつきが良くなることが期待できるトッピングでもあります。


ビタミンやミネラルを補足するトッピング・・・野菜を混ぜる。

トッピングのコツ

トッピングをする際には、トッピングの量だけカロリーが増えてしまうので、いつものご飯の量にすると摂取カロリーが過多になってしまうことがあります。いつものご飯の量の7割程度を目安の量としましょう。

サプリメントは獣医師の指示を仰いでから

必要な栄養素を補うために、サプリメントを混ぜる方もいます。子猫のうちからサプリメントを与える飼い主さんは少ないかもしれませんが、もしサプリメントの使用を検討しているなら、獣医師の指示に沿って与えるように徹底しましょう。​​​​​​​

3)子猫に元気がないときや異常がみられる時には動物病院へ

カリカリに限らず、子猫がご飯を食べたがらない時には、体調不良や病気を抱えているリスクがあります。子猫はまだ十分な体力がついていない成長過程なので、半日程度ご飯を食べない状態が続いてしまうのは望ましくありません。さらに、ご飯を食べないだけではなく、元気がないときや普段と様子が異なる時には、容体が一変する可能性もあります。このような時には、自分自身で対策をあれこれ考えるよりも、動物病院を受診する事をおすすめします。動物病院への受診が遅くなってしまうと、その分回復が遅くなってしまったり、症状が重くなってしまったりすることもあります。動物病院では、ご飯の与え方や日ごろの猫への接し方などのアドバイスも受けられるので、ちゅうちょせずにできるだけ早めに、行動することを心がけましょう。

4)まとめ

子猫がカリカリを食べない時には、以下の5つの理由が考えられます。

・ドライフードに慣れていない
・口の中に痛みがある
・味に飽きてしまった
・味覚の好みによるもの
・大きな病気

これらのうち、病気以外の原因については、キャットフードの内容や与え方を工夫することで対処することができます。猫は、3点(①匂い②食感③栄養バランス)を基準に、ご飯がおいしいものであるかどうかを判断しています。従って、カリカリそのものをおいしい食事に変更する以外にも、温めてふやかしたり、湿気が入らないようにしたりするなどの対策が、効果的です。ペットの子猫が毎日のご飯をおいしく食べられるよう、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

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