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無添加キャットフードのメリット・デメリット|本当に良いフードとは

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愛猫の健康に良いキャットフードを選ぶために、無添加のキャットフードが気になっている方も多いのではないでしょうか?「無添加」といえば、健康食ブームを背景に人間用の食材や飲食店で近年目にする頻度が増えました。
そして、キャットフードの世界でも「無添加」を謳うフードが登場するようになりました。この記事では、無添加のキャットフードが従来のものと比べてどのようなメリット・デメリットがあるのか?を解説します。

無添加のキャットフードにはメリットもありますが、さまざまな注意点もあります。また、本当に良い無添加キャットフードの選び方は意外と難しい面もあるため、キャットフードの選び方に迷っている方はぜひ参考にしてください。

1)無添加のキャットフードとはどういうもの?

「無添加」というと無条件に「健康によい」というイメージを抱かれる傾向にあります。しかし、実際は無添加にもさまざまな種類があり、一概に健康に良い悪いと言い切れません。この章では、無添加のキャットフードがどのようなフードなのかを理解していきましょう。

 1-1.加工後に特定の添加物を加えていない

「無添加」とは、特定の添加物を加えていないキャットフードのことを意味します。このとき注意しなくてはならないのは、無添加といっても添加物が一切含まれていないわけではないことです。キャットフードによく使用される添加物には、香料・保存料・着色料などがあります。これらの添加物のいずれか一種類でも不使用であれば「無添加」のキャットフードであるとパッケージに記載できます。

極めて危険性の高い添加物については法律(ペットフード安全法)で配合が禁止されてはいるものの、どの物質・素材が添加物になるのか、という明確な基準もありません。安全なキャットフードを選ぶには、飼い主さんがご自身の力でキャットフードの見極めをおこなわなくてはなりません。

 1-2.成分はキャットフードによってそれぞれ異なる

上記のように「無添加」の基準が非常にあいまいであるため、無添加のキャットフード同士でもメーカーや商品によって、成分が大きく異なります。

・無添加のキャットフードは、健康によい

・無添加のキャットフードには、添加物や有害な物質は一切含まれていない

従って、上記の考えをもっている方は、考えを改めましょう。だからといって、無添加のキャットフードが悪いものというわけではありません。実際に人工の香料など、危険性が高い物質も少なくないため、危険性の高い添加物が含まれていないことには大きなメリットがあるためです。

 1-3.明確な基準がない

「無添加」に関しては、明確な基準がありません。また、無添加と表示されているにもかかわらず、保存料が含まれているなどの場合に、消費者側で確かめる手段はありません。確認できたとしても、配合されている添加物が違法なものでなければメーカーに罰則が課せられるわけではないため、メーカー側のモラル・良心に依存することになります。

結局のところ、飼い主さんとしてはメーカーが信用できるかどうかをご自身で判断し、信頼性の高いキャットフードメーカーの商品を購入する姿勢が求められます。パッケージに「無添加」「不使用」などと記載する場合は、「ペットフードの表示に関する公正競争規約」の規定に従い、「人工添加物」「香料」「保存料」「着色料」など、何が無添加・不使用であるのかを明確に表示する必要があります。

そのため、無添加キャットフードを選ぶときはパッケージをよくみてどんな添加物が不使用なのか、気になる物質が含まれていないかなど確認するといいでしょう。「無添加」であるか否かをチェックするだけでなく、購入しようとしているキャットフードがどのようなものなのかを慎重に判断しなくてはなりません。

2)無添加キャットフードのメリット・デメリット

無添加キャットフードにはさまざまな種類があるため、メリットとデメリットについて掘り下げてチェックしてみましょう。メリットとデメリットがしっかりと把握できれば、無添加であるか否かというだけでなく、冷静に判断できるようになります。この章では、無添加キャットフードを導入する場合の、メリットとデメリットを解説します。

 2-1.メリット

無添加キャットフードのメリットは、正しく選べば有害な物質が含まれるキャットフードを避けられることです。そのためには、猫にとって添加物が何であるかを知る必要があります。そもそも日本国内で製造されているキャットフードの場合には、特に危険性の高い添加物は使用が禁止されていたり、使用量の上限値が定められていたりします。従って、それほど神経質にチェックする必要がないともいえますが、注意すべき添加物は以下のとおりです。

・酸化防止剤 エトキシキン・BHA・BHTなど

これらの物質は、発がん性が示唆されていたり、臓器の疾患に悪影響を及ぼすと考えられていたりするものもあります。

→ただし、酸化防止剤を一切使用していないキャットフードが良いというわけではありません。なぜなら、保存中にフードが傷んでしまったり、消費期限が極端に短くなったりしてしまうリスクがあるため劣化を防ぐには必要な添加物もあります。

・人工着色料

赤色3号・赤色102号など(天然由来の着色料のなかには安全性の高いものもありますが、そもそもキャットフードの色と猫の食欲に関連性があるとのデータはないため、着色料の使用されていないフードが望ましいでしょう)人工着色料に関しても、発がん性やさまざまな疾患に影響すると考えられているものがあります。

→例えば、「着色料無添加」とパッケージに記載されている場合は、入念に原材料表示をチェックしなくても着色料が使用されていないキャットフードをチョイスできます。添加物の種類は膨大なので、例を挙げればキリがありませんが、少なくとも上記のような添加物の名称や目的を覚えておくと便利です。

※日本では、「ペットフード安全法」に基づき、猫が毎日摂取しても健康を害するおそれがないと科学的に認められた量しか使用されていませんので、あまり心配する必要はありません。

 2-2.デメリット

無添加のキャットフードを選ぶ場合に考えられるデメリットは2点あります。

・価格相場が高いこと

一般的に、無添加のキャットフードはそうでないフードよりも価格が高い傾向にあります。健康はお金には変えられないという考え方もありますが、繰り返しご紹介しているとおり「無添加」の基準はあいまいなので、本当に価格に見合った価値があるのかを、飼い主さんが冷静に判断しましょう。

・添加物のなかには必要性のあるものもあること

添加物のすべてが悪いものではありません。なかにはキャットフードの嗜好性を高めたり、必要な栄養を補助したりするために加えられているものもあります。文字通りの「無添加」キャットフードの場合は、猫にとって必要なこれらの添加物が含まれていないかもしれません。いずれにせよ、飼い主さんにとって必要な視点は「無添加」であるか否かではなく、必要な栄養素が摂れるか否か?有害な物質が含まれていないか?の2点です。

3)キャットフードの無添加・オーガニック・グレインフリーの違い

愛猫の健康への意識が高い飼い主さんは、オーガニックやグレインフリーについても気になる方がいるかもしれません。しかし、これら3つはそれぞれ目的や用途が異なります。

・オーガニック

オーガニックのキャットフードは、農薬や化学肥料の使用を最小限に抑え、有機肥料だけをつかって生産された原材料をもとに作られたキャットフードです。オーガニックキャットフードは、遺伝子組み換えの原材料や着色料・香料などの添加物を含んでいない、という条件もあります(ただし、条件は国により異なります)。

また、日本の規約では基本的には「オーガニック」を表記することは認められていません。キャットフードに配合されている穀物などを製造する過程で農薬が使用されてないため、より安全性が高い点がオーガニックフードのメリットです。

「オーガニック」ではないキャットフードは品質が悪い、安全ではないということではありません。一方、一般的に高価格になることと、フードによっては栄養バランスが取れていない、といったデメリットがあります。オーガニックの基準も無添加と同様やや曖昧な部分を残していますが、無添加以上に厳しい基準であることは間違いないので、フードの安全性をよりシビアに重視する方に適しています。

・グレインフリー

グレインフリーとは、広く穀物(グレイン)を原材料に使用しないことを意味します。

肉や魚を主原料としているキャットフードであっても、ボリュームのアップや栄養バランスの調整などのために穀物を使用したものは少なくありません。グレインフリーのフードは、相対的にたんぱく質の割合が多くなるというメリットがあります。

また、穀物アレルギーをもつ猫のアレルギー対応食として使用されます。逆にいえば、穀物アレルギーをもたない猫にとっては、グレインフリーのフードを利用するメリットはほとんどないでしょう。グレインフリーのキャットフードに関しても、価格の高さがデメリットです。

4)無添加よりも大切?本当に愛猫に良いキャットフードとは?

キャットフード選びにおいて、無添加であることよりも重要なポイントは存在します。この章では、愛猫の健康を考えるうえで、必ず押さえておいていただきたい3つのポイントを解説します。

 4-1.栄養バランス

キャットフードを選ぶ際に、最も重要視したいのは栄養バランスです。猫にとって、重要な栄養素はたんぱく質・脂肪・ミネラル・ビタミンなどです。「総合栄養食」のキャットフードは、これらの栄養素がすべてバランスよく含まれています。厳密には商品ごとにそれぞれの栄養素の配合割合や質が異なり、価格の安さをアピールしているキャットフードもあります。配合されている栄養素を見極めるのはとても難しいことですが、原材料表示をみて高品質なたんぱく質などの素材がバランスよく含まれているか否かが重要なポイントのひとつです。

また、一般論としてウェットフードだけで必要な栄養素をすべてカバーするのは難しいです。ウェットフードは、トッピングやフードのローテーションに使用する程度にして、ドライフード(カリカリ)を基本に与えるようにしましょう。水分量10%未満のドライフードは、保存性に優れているため毎日の食事として使われることが多いです。

 4-2.コスパ

優れたキャットフードであっても、長期的に継続できなければあまり意味がありません。そこで、重要になるのがキャットフードの価格です。継続的に無理なく続けられるキャットフードを選びましょう。

また、栄養面に優れたキャットフードを選ぶこと自体が、将来的なコストにとってメリットになることもあります。栄養に偏りが生じると、肥満になりやすくなったり病気にかかりやすくなったりして、結局治療費が高くかかってしまうこともあります。従って、価格の安さのみを重視するのではなく、あくまでもキチンと必要な栄養素が摂れるものを選びましょう。

 4-3.有害な成分が含まれていないこと

健康維持のためには、有害な成分が含まれていないことも大切です。パッケージをチェックして、保存料・人工着色料などの原材料をチェックしましょう。また、アレルギーをもっている猫にはアレルギー対応食、ダイエットが必要な猫にはダイエット食など、目的に応じたフードを選ぶことも大切です。

5)オススメの国産キャットフードとは?

無添加のキャットフードに興味を持たれている方は、特にキャットフードの安全性や栄養価について高い関心をおもちのことでしょう。そこで、栄養バランスや安全性(着色料不使用など)の高いフードを兼ね備えたキャットフードをご紹介します。

ビューティープロキャットシリーズ」は獣医師監修のため、猫の楽しい食事と健康をサポートします。天然食物繊維が毛玉の排泄を助けるだけではなく、配合されているオリゴ糖腸内の善玉菌を増やし便臭を軽減できます。

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「ビューティープロ キャット」シリーズ

●優れた栄養バランスで健康を維持し、免疫力を保つ。
●室内猫の健康維持にGABA配合。
●食べやすいハート型粒。
●着色料無添加。
●獣医師監修。
●総合栄養食。

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6)まとめ

人間の食品においては、健康食の重要性が指摘されるようになり久しいですが、キャットフードにおいても健康食が意識される傾向が高まっています。もちろん、愛猫と長く元気に生活するには、毎日のキャットフードの質を高めることが極めて大切です。そのなかで、注目を集めているのが無添加のキャットフードです。

ただし、無添加の定義はかなりあいまいです。具体的にどのような成分でキャットフードが作られているのかは、原材料表示を注意深くチェックしましょう。また添加物が無添加であった場合、消費期限が極端に短くなったり、愛猫の食いつきが悪くなってしまったりするなどのデメリットが生じることもあります。

基本的に添加物はキャットフードの品質や安全を守るために使用されるものでもあり、体に害を及ぼすものではありません。「栄養バランスはよいか」「続けやすい価格であるか否か」を含めて、総合的にキャットフードを判断するようにしましょう。

 

 

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